曽野綾子 著
バブルがはじけて、まじめに首くくるより、不真面目に夜逃げすることのほうが、どう考えても人間的である…。人が言うほど悪くもなく、人が褒めるほどよくもない「人間」というものを、つくづく観察するのが小説家の本領。その眼が、やらせ報道、オウム事件、嫌煙権などなど、昨今の出来事にふれる折々、大人の本音を堂々と、健やかに言いおおせて、近ごろ稀なる痛快談義、全39話。
「BOOKデータベース」より
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