雀の手帖

幸田文 著

「おでん、すきやき」が「筍にそら豆」になる一月から五月までの百日間、「ちゅんちゅん、ぺちゃくちゃと自分勝手なおしゃべり」を毎日書き留めた手帖。冬枯れの光景に、悲惨な事件を起こしてしまった女性の心理を思いやり、陽気が温かくなると、しょっちゅうまぜずしを作って父・露伴を閉口させたかつての自分を懐かしむ。日常の何気なさの中に、"暮らし"の実感を伝える随想集。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 初日
  • 液温計
  • かぜひき
  • ほうほけきょ
  • 川の家具
  • 新がた
  • 節分
  • 立春
  • 猫柳
  • おこると働く
  • 木の声〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 雀の手帖
著作者等 幸田 文
書名ヨミ スズメ ノ テチョウ
シリーズ名 新潮文庫
出版元 新潮社
刊行年月 1997.11
ページ数 217p
大きさ 15cm
ISBN 4101116091
NCID BA32971240
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全国書誌番号
98041770
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言語 日本語
出版国 日本
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