人に向かわず天に向かえ : 脳外科最前線の臨床でわかった「人間学」の効用

篠浦伸禎 著

東京都立駒込病院の脳外科医長・篠浦伸禎氏が、臨床で1冊の「人間学」の本を神経疾患(うつ、自律神経失調)の患者に手渡したところ、薬よりも効果が認められた。それはなぜなのか?そこから始まった研究でわかったのは「人間学」の教えを実践することは究極の「脳トレ」である、ということだった。いかに人間らしく生きるかを考えた「人間学」を最先端の脳科学で読み解くと、脳と心の関係が見えてくる。私心にとらわれることなく「公」を考えることが脳に新しい回路を開き、「志」を持つことがストレスを乗り越える脳を作る。脳の「いい使い方」が幸せに生きるための鉄則だということが脳科学的に解明されつつある。脳外科の臨床からわかった「究極の脳の使い方」をレポートする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 右脳が弱ると、自律神経失調・うつになる
  • 「動物脳」が暴走する現代
  • 人間が人間であるための脳「大脳新皮質」
  • 人間学はなぜ、脳に効くのか
  • 脳をより高度に使うには
  • ストレスに負けない脳の使い方
  • 脳の使い方は自分で決められる
  • 「志」を持てば脳が成長する
  • 「死」に向かう動物脳、「生」に向かう人間脳
  • 6種類の脳の使い方に見る人間の生き方
  • 永遠に生きる脳の使い方

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 人に向かわず天に向かえ : 脳外科最前線の臨床でわかった「人間学」の効用
著作者等 篠浦 伸禎
書名ヨミ ヒト ニ ムカワズ テン ニ ムカエ : ノウ ゲカ サイゼンセン ノ リンショウ デ ワカッタ ニンゲンガク ノ コウヨウ
シリーズ名 小学館101新書 018
出版元 小学館
刊行年月 2009.2
ページ数 253p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-09-825018-9
NCID BA90159825
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21545658
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想