良くも悪くもソニーは注目を集める企業だ。そのモノづくりは常に世界の最先端を走ってきた。現在も日本代表として、高いブランドイメージを保つ。その「常識破り」の企業戦略の裏には、日々社内で戦わされている熱い議論と、他社から見れば「非常識」とも言える仕事術があった。しかし、二〇〇三年春の「ソニーショック」、つまり株価急落と大規模リストラで、神話にもかげりが見える。もはやソニー流仕事術は限界なのか。ソニーOBの著者が同社の栄光と蹉跌を徹底分析した、本邦初の「ソニー実用書」。あなたは「この非常識な仕事術」を、毒にするか薬にするか-。
「BOOKデータベース」より