林以一 語り ; かくまつとむ 聞き書き
「木挽き」は、室町以来500年の伝統を誇る職業。かつて東京・木場だけでもその数は300人もいたという。技術革新が進み、建築様式も多様化した現在、その数は激減したが、彼らでなければこなせない技の数々が今もある。1本ずつ異なる木の性質を的確に読み、建造材としての機能と同時に建築美の要素を両立させる勘と技である。おとなしい木もあれば奔放な木もある。だが、役立たずの木はない-木を読ませたら当代一の職人が語る江戸木挽きの世界。そのまま人にも通じる適材適所論。
「BOOKデータベース」より
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