出星前夜

飯嶋和一 著

寛永十四年、突如として島原を襲った傷寒禍(伝染病)が一帯の小児らの命を次々に奪い始めた。有家村の庄屋・鬼塚甚右衛門は旧知の医師・外崎恵舟を長崎から呼ぶが、代官所はあろうことかこの医師を追放。これに抗議して少年ら数十名が村外れの教会堂跡に集結した。折しも代官所で火事が発生し、代官所はこれを彼らの仕業と決めつけ討伐に向かうが、逆に少年らの銃撃に遭って九人が死亡、四人が重傷を負う。松倉家入封以来二十年、無抵抗をつらぬいてきた旧キリシタンの土地で起こった、それは初めての武装蜂起だった…。第35回大佛次郎賞受賞の歴史超大作。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 出星前夜
著作者等 飯嶋 和一
書名ヨミ シュッセイ ゼンヤ
シリーズ名 小学館文庫 い25-6
出版元 小学館
刊行年月 2013.2
ページ数 714p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-09-408796-3
NCID BB13756598
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全国書誌番号
22202064
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言語 日本語
出版国 日本
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