江花優子 著
妊娠8カ月の妻とともに交通事故被害に遭った夫。帝王切開で産まれた長女は、11時間後に逝った。「娘は、殺された」。怒りと悲しみで臨んだ刑事裁判で、夫婦は大きな衝撃を受ける。「胎児は人にあらず」。厳然とした刑法の理念にがく然とし、胎児の人権を訴える夫。しかし胎児を「人」と認めると、今度は別の大きな問題にぶちあたる。人工妊娠中絶は「人殺し」か-誰もが語ることすら避けてきた問題に鋭く切り込む、渾身のレポート。第13回、小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞作。
「BOOKデータベース」より
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