漱石のことば

姜尚中 著

ミリオンセラー『悩む力』の著者が、夏目漱石没後一〇〇年の年に、満を持して"名言集"に挑戦。漱石の平易な言葉は、今なお私たちに深い智慧をもたらしてくれる。「可哀想は、惚れたという意味」「本心は知り過ぎないほうがいい」「すれ違いは避けられぬ」「みんな淋しいのだ」「病気であることが正気の証」「嘘は必要」「一対一では、女が必勝」「頭の中がいちばん広いのだ」「片づくことなどありゃしない」。半世紀以上にわたり漱石全集を愛読してきた姜尚中が、密かに会得したこれらの"教訓"とともに、一四八の文章を紹介。本書は、混迷の二一世紀を生き抜くための座右の書である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 残念な人生へのやさしい讃歌
  • かくも「私」は孤独である-自我
  • 「文明」が人を不幸にする-文明観
  • たかが「カネ」、されど「カネ」-金銭観
  • 「人の心」は闇である-善悪
  • 「女」は恐い?!-女性観
  • 「男」は男らしくない?!-男性観
  • 「愛」は実らぬもの?!-恋愛観
  • 「美」は静謐の中にあり-審美眼
  • とかくに「この世」は複雑だ-処世雑感
  • それでも「生きる」-死生観

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 漱石のことば
著作者等 姜 尚中
書名ヨミ ソウセキ ノ コトバ
シリーズ名 集英社新書 0824
出版元 集英社
刊行年月 2016.3
ページ数 251p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-08-720824-5
NCID BB20899631
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全国書誌番号
22726803
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言語 日本語
出版国 日本
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