米原万里の「愛の法則」

米原万里 著

稀有の語り手でもあった米原万里、最初で最後の爆笑講演集。世の中に男と女は半々。相手はたくさんいるはずなのに、なぜ「この人」でなくてはダメなのか-"愛の法則"では、生物学、遺伝学をふまえ、「女が本流、男はサンプル」という衝撃の学説!?を縦横無尽に分析・考察する。また"国際化とグローバリゼーション"では、この二つの言葉はけっして同義語ではなく、後者は強国の基準を押しつける、むしろ対義語である実態を鋭く指摘する。四つの講演は、「人はコミュニケーションを求めてやまない生き物である」という信念に貫かれている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 愛の法則(世界的名作の主人公はけしからん!
  • もてるタイプは時代や地域で異なる ほか)
  • 第2章 国際化とグローバリゼーションのあいだ(「国際」は国と国とのあいだ
  • 国を成立させる要素 ほか)
  • 第3章 理解と誤解のあいだ-通訳の限界と可能性(同時通訳は神様か悪魔か魔法使い?!
  • 濡れ場の多いベストセラー小説『失楽園』 ほか)
  • 第4章 通訳と翻訳の違い(言葉を相手にする通訳と翻訳
  • 小説を楽しめる語学力があれば通訳になれる ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 米原万里の「愛の法則」
著作者等 米原 万里
書名ヨミ ヨネハラ マリ ノ アイ ノ ホウソク
シリーズ名 集英社新書
出版元 集英社
刊行年月 2007.8
ページ数 187p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-08-720406-3
NCID BA82843297
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全国書誌番号
21289462
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言語 日本語
出版国 日本
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