東北学/もうひとつの東北

赤坂憲雄 [著]

ブナの森に抱かれ狩猟、採集、焼畑などの畑作を複合的に営む山の暮らしを、数年に及ぶ聞き書きに拠って掬い上げ、縄文以来、東北の地に堆積してきた稲作以前の種族=文化の重層的なありようを「腑分け」する。柳田国男の一国民俗学の可能性と限界を問い、その枠組みの北辺とされた東北を、南/北の方位に向けての多数性を孕む最前線と位置付ける。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 森と野はらと畑の世界(稲作以前とは何か
  • 食の文化の深みへ
  • 山野の民俗誌を織る
  • 狩猟の原風景を求めて)
  • 第2部 それぞれの帰郷の時代(野辺歩きの旅から
  • ほんたうの賢治を求めて
  • 可能性としての民俗学へ
  • 棄郷と帰郷のはざまに)
  • 東北ルネッサンスのために

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 東北学/もうひとつの東北
著作者等 赤坂 憲雄
書名ヨミ トウホクガク モウ ヒトツ ノ トウホク
シリーズ名 講談社学術文庫 2268
出版元 講談社
刊行年月 2014.11
ページ数 284p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-06-292268-5
NCID BB17163102
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全国書誌番号
22496110
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言語 日本語
出版国 日本
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