赤坂憲雄 [著]
ブナの森に抱かれ狩猟、採集、焼畑などの畑作を複合的に営む山の暮らしを、数年に及ぶ聞き書きに拠って掬い上げ、縄文以来、東北の地に堆積してきた稲作以前の種族=文化の重層的なありようを「腑分け」する。柳田国男の一国民俗学の可能性と限界を問い、その枠組みの北辺とされた東北を、南/北の方位に向けての多数性を孕む最前線と位置付ける。
「BOOKデータベース」より
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