篠原美季 著
卒業を控えた最後の春祭で、シモンとヴァイオリン協奏曲を弾くことになったユウリに、使ってほしいと持ち込まれた二つのヴァイオリン。ユウリは迷うことなく、卒業生でもある天才的ヴァイオリニスト、ローデンシュトルツのものを選んだ。それは二年前の思い出に繋がるから-。同室のシモンと、わかりあえず苦しんでいた、ユウリの不安定な精神に、忍び込んだ出来事とは。
「BOOKデータベース」より
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