ラカンの哲学 : 哲学の実践としての精神分析

荒谷 大輔【著】

ジャック・ラカン(一九〇一‐八一年)は精神分析家だったのか?フロイトの理論を刷新し、精神分析を創出し続けた不世出の存在であるラカン。晦渋難解で容易に人を寄せつけないその思想は、しかし「哲学」として読むことで明確に理解できる。「唯物論」、「言語論」、「発生論」などのテーマを見出し、ラカンの全思想を年代順に通覧していく初の試み。気鋭の哲学者による前人未到の達成!

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序 精神分析の哲学、哲学の精神分析
  • 第1章 唯物論-意識現象の存在について:〜一九五三年
  • 第2章 言語論-「叡智的世界」の理念性について:一九五三〜五六年
  • 第3章 発生論-エディプス・コンプレックスの形成について:一九五六〜六〇年
  • 第4章 数理論-理念的なものの構造について:一九六一〜六二年
  • 第5章 実践論-革命について:一九六三〜七〇年
  • 第6章 生成変化-多様な構造化の可能性について:一九七一〜八一年

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ラカンの哲学 : 哲学の実践としての精神分析
著作者等 荒谷 大輔
書名ヨミ ラカンノテツガク : テツガクノジッセントシテノセイシンブンセキ
シリーズ名 講談社選書メチエ
出版元 講談社
刊行年月 2018.3.9
ページ数 269p
大きさ 19cm(B6)
ISBN 978-4-06-258674-0
NCID BB25722899
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言語 日本語
出版国 日本
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