自由だけではなぜいけないのか : 経済学を考え直す

荒井一博 著

新自由主義は、なぜ経済の暴走を止められなかったのか。原因は野放図な自由の容認にあった。経済は人と人のつながりによって成立する。自由放任の経済は、人びとの絆と信頼を破壊し社会基盤を掘り崩す。いくつもの「フィクション」を積み重ね破綻した新自由主義=新古典派経済学の欺瞞と論理矛盾を暴き、あるべき経済の在り方を社会との関係に注目して論じる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 新自由主義が日本を劣化させた
  • 新古典派経済学パラダイムの構造と主張
  • 個人の独立性という虚構
  • 法化社会で自己利益を追求する個人という虚構
  • 高能力を持つ合理的な個人という虚構
  • 情報の非対称性
  • 取引費用と契約の不完備性
  • 業績は評価できるのか
  • ネットワークと社会関係資本
  • 社会関係資本と人間の行動
  • 良質な文化をいかにして形成するか
  • 日本社会をいかに立て直すか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 自由だけではなぜいけないのか : 経済学を考え直す
著作者等 荒井 一博
書名ヨミ ジユウ ダケ デワ ナゼ イケナイノカ : ケイザイガク オ カンガエナオス
シリーズ名 講談社選書メチエ 452
出版元 講談社
刊行年月 2009.10
ページ数 286p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-06-258452-4
NCID BA91626187
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全国書誌番号
21664745
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言語 日本語
出版国 日本
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