性欲の文化史  1

井上章一 編

洋装下着を流行らせたのは、ほんとうに勤労女性だったのか?なぜ戦前の男子学生は「したくてもじっと我慢」でいなければならなかったのか?歴史の陰に、性あり。人間の本質を見ずして、ほんとうの歴史は語れないのだ!大本教から球体関節人形まで、「魏志倭人伝」の日本女性論から女装男娼まで、時代も地域も縦横無尽に論じ尽くす、珠玉の論考集。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • まえがき 文化のなかに性を読む
  • 1 遊廓の形成と近代日本-「囲い込み」と取締り
  • 2 性教育はなぜ男子学生に禁欲を説いたか-一九一〇‐四〇年代の花柳病言説
  • 3 出口王仁三郎の恋愛観・男女観-『霊界物語』を中心として
  • 4 日本女性は不淫不妬?-中華文人の日本風俗観察小史
  • 5 女装男娼のテクニックとセクシュアリティ
  • 6 「胎内十月」の見世物を追って
  • 7 「人体模倣」における生と死と性
  • 8 兄妹性交の回避と禁止

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 性欲の文化史
著作者等 井上 章一
書名ヨミ セイヨク ノ ブンカシ
シリーズ名 講談社選書メチエ 424
巻冊次 1
出版元 講談社
刊行年月 2008.10
ページ数 259p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-06-258424-1
NCID BA87433667
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全国書誌番号
21501616
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言語 日本語
出版国 日本

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