宮乃崎桜子 著
寛弘四年(1007)、春。道長の金峰山参詣のための精進を一緒にと、高雅邸に招かれた義明。だが、結界の弱いその屋敷で、人々は惨い悪夢に襲われる。疑心暗鬼の道長の策略で、宮は義明の想いを誤解したまま斎院に閉じ込められてしまう。ヒトの欲望を歪んだ悪夢へと変えて苦しめる夢魔を、操っているのは誰?そして、黄泉と現世の狭間で、ひとり絶望的な闘いに挑む義明は…。
「BOOKデータベース」より
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