五木寛之 著
九州の薩摩藩と人吉藩では、かつて一向宗が禁じられ、三百年もの間、強烈な弾圧が行われた。その嵐に耐えて守り抜かれた信仰、それが「隠れ念仏」である。東京北には、信仰を表に出さず、まるで秘密結社のように守りつづけた人びとがいる。取り締まりを受けながらも、「隠す」ことで結束した信仰、それが「隠し念仏」である。列島の南から北をめぐり、日本人のこころの深層に迫る。
「BOOKデータベース」より
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