親鸞

笠原一男 著

法然の思想を継承しつつ、独自の境地を切り開いた真宗の開祖親鸞。その思想の究極は、悪人優先の救い、煩悩具足のままの救い、この世とあの世における平等、の現世における実現にほかならない。時の権力や既存宗教による度重なる迫害、越後への配流、東国移住、実子善鸞の義絶等々、求道者ゆえ、布教者ゆえの波瀾にみちた親鸞の生涯とその思想を、真宗研究の第一人者があざやかに描いた書き下ろし。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序論
  • 第1章 鎌倉仏教はなぜ生まれたか
  • 第2章 他力の念仏後親鸞
  • 第3章 越後における流人親鸞
  • 第4章 関東の親鸞
  • 第5章 親鸞教団の形成と弾圧
  • 第6章 慈信坊善鸞の背信と義絶
  • 第7章 親鸞の往生とその後の真宗
  • 第8章 親鸞における行動と思想

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 親鸞
著作者等 笠原 一男
書名ヨミ シンラン
シリーズ名 講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 1997.7
ページ数 250p
大きさ 15cm
ISBN 4061592882
NCID BA31421641
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
98019351
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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