レトリックの記号論

佐藤信夫 著

われわれを取り囲む文化とは、巨大な記号の体系に他ならない。言語においても単語はそれぞれの意味をそなえた記号であり、それらが集まってできる文は複合的な記号となる。想像力ないし創造力を駆使して微妙な言語現象を分析・解読するレトリックの認識こそ、記号論のもっとも重要な主題なのである。言語学を越えた<記号論としてのレトリック>の領野を呈示した著者のレトリック研究の集大成の書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 認識とイメージのレトリック
  • 創造性としてのレトリック感覚
  • 自分だけのものでない言語
  • 「らしさ」について
  • ことば
  • 強調の記号論へ
  • 言語と逃れ去る文学と〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 レトリックの記号論
著作者等 佐藤 信夫
書名ヨミ レトリック ノ キゴウロン
シリーズ名 講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 1993.11
ページ数 284p
大きさ 15cm
ISBN 4061590987
NCID BN0997637X
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全国書誌番号
94012371
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言語 日本語
出版国 日本
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