怪談前後 : 柳田民俗学と自然主義

大塚英志 著

明治四十年前後の「怪談の時代」を同時代として生きながら、「それぞれの自然主義」のあり方として民俗学と私小説を立ち上げた柳田國男と田山花袋。一方「怪談の時代」に殉じるかの如く文壇から消えた佐々木喜善と水野葉舟の「文学」とは何だったのか。「自然主義」をめぐる「怪談の時代」の顛末を描き出す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 『遠野物語』序文を読む-未だ民俗学ではない書物として
  • 内面嫌い
  • 野蛮の書式
  • 隘勇線への視線
  • 自然児の人生
  • 「私怪談」と現実の更新
  • 部屋の小説家
  • 魔法使いの孫
  • 偽私としての安堵
  • 地震と新開地
  • 手紙の啓蒙家
  • 美知代の反撃
  • 第六感の自然主義
  • 「世間話」の改良

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 怪談前後 : 柳田民俗学と自然主義
著作者等 大塚 英志
書名ヨミ カイダン ゼンゴ : ヤナギタ ミンゾクガク ト シゼン シュギ
シリーズ名 角川選書 401
出版元 角川学芸 : 角川グループパブリッシング
刊行年月 2007.1
ページ数 493p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-04-703401-3
NCID BA80512583
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全国書誌番号
21185698
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言語 日本語
出版国 日本
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