小林一夫 [著]
一枚の白い手漉和紙に、様々な模様と色彩が綾なす千代紙。その美しさを愛でる楽しみはもとより、折り紙や、鋏を入れて思い思いの形を作り出す細工の妙は、一枚の紙を華麗に変身させる。浮世絵等とは一線を画しつつ、独自の発展を遂げてきた千代紙の歴史をひもとき、木版刷りの逸品を中心に、「麻の葉」「七宝」「鹿の子」「青海」「鳳凰」「宝輪」ほか名称も美しい伝統柄を約二百種オールカラーで掲載。江戸の人々の粋な感性と遊び心に満ちた文様を堪能する。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ