脇田晴子 [著]
舞が堪能な巫女、後白河法皇を魅了した傀儡女、静御前や祇王に代表される白拍子-芸能の時代といわれる中世は、多くの女性芸能者たちが活躍していた。仏教が支配階級の男性を中心とする一方、庶民とともに社会の底辺に生きた彼女たちが、果たしてきた役割とはなにか。貴重な史料、説話、能などを手がかりに、封建社会の発達につれ歴史の表舞台から姿を消していった女性芸能者たちの実像を追い、豊かな芸能の世界を掘り起こす。
「BOOKデータベース」より
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