それでもドキュメンタリーは嘘をつく

森達也 著

「公正中立」な視点という共同幻想に支えられながら、撮り手の主観と作為から逃れられないドキュメンタリーの虚構性と魅力とは何か?情報が「正義」と「悪」にわかりやすく二元論化され、安易な結論へと導かれる現代メディア社会の中で、ドキュメンタリーを作る覚悟と表現することの意味を考察したエッセイ。自らの製作体験や話題の作品を分析しつつ、自問と煩悶の末に浮き彫りにした思考の軌跡。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • ドキュメンタリーに惹かれる
  • 「客観的な真実」
  • オウム真理教を撮る
  • 撮る側のたくらみ
  • フィクションとノンフィクションの境界で
  • わかりやすいマスメディア
  • 全ての映像はドキュメンタリーだ
  • 陽の目を見なかった企画
  • 報道とドキュメンタリー
  • ドキュメンタリーの加害性
  • セルフ・ドキュメントという通過点
  • 世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい
  • ドキュメンタリーは嘘をつく
  • ドキュメンタリー映画評

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 それでもドキュメンタリーは嘘をつく
著作者等 森 達也
書名ヨミ ソレデモ ドキュメンタリー ワ ウソ オ ツク
書名別名 ドキュメンタリーは嘘をつく
シリーズ名 角川文庫
出版元 角川書店 : 角川グループパブリッシング
刊行年月 2008.9
ページ数 332p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-04-362505-5
NCID BA87406551
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全国書誌番号
21498646
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言語 日本語
出版国 日本
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