酸素も持たずたった一人で世界の8千メートル級の山を登りつくしたメスナー、古代ケルトの魂を美しい歌声にのせて甦らせたアイルランドの歌手エンヤ、世界的な女優でありながら自身の超自然的体験を著したシャーリー・マックレーン…。地球の各地に、超人的な活躍をしている人々がいる。彼らに共通するのは「からだ」に感謝する「こころ」。映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』の監督が、彼らをはじめ、象やオルカ、杉の巨木など、さまざまな出会いと交流のなかでえた想いを、生と死、心とからだ、性、そして一人一人のもつ可能性を、しなやかな感想で綴る。「地球のいのち」を奏でるエッセイ集。
「BOOKデータベース」より