ウォーレスの人魚

岩井俊二 著

ダーウィンと同じく"進化論"を唱えたイギリスの博物学者・ウォーレスは、『香港人魚録』という奇書を残して1913年この世を去る。2012年、セントマリア島を訪ねた雑誌記者のビリーは、海難事故で人魚に遭遇する。マリア一号と名付けられたその人魚は、ジェシーという娘に発情してしまう。2015年、沖縄の海で遭難した大学生が、海底にいたにも拘わらず、三ヵ月後無事生還する。人はかつて海に住んでいたとする壮大な説を追って、様々な人間達の欲求が渦巻く。進化論を駆使し、今まで読んだことのない人魚伝説を圧倒的なストーリーテリングで描く渾身作。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ウォーレスの人魚
著作者等 岩井 俊二
書名ヨミ ウォーレス ノ ニンギョ
シリーズ名 角川文庫
出版元 角川書店
刊行年月 2000.10
ページ数 567p
大きさ 15cm
ISBN 4043441037
NCID BA51662108
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全国書誌番号
20106165
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言語 日本語
出版国 日本
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