空の論理<中観>

梶山雄一, 上山春平 著

ブッタが沈黙を守ったという事物の根本原理とは何か。大乗教典の原型といわれる『般若経』はその最高の真実を「空」と捉えた。ナーガールジュナ(龍樹)は『中論』でこの「空の思想」を理論的・合理的に展開し、さらに論理全体を究極的に否定した上で、その根源に潜む神秘主義を肯定した。大乗仏教思想の豊かな源泉の一つとなった中観派の思想を、わかりやすく解説した入門書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 瞑想と哲学(空の思想
  • ナーガールジュナの思想
  • 中期中観派
  • 後期中観派-瑜伽行中観派)
  • 第2部 中観思想の立場-対談(梶山雄一
  • 上山春平)
  • 第3部 中道の哲学(無記と四諦
  • 無記と六十二見
  • 『中論』と課題
  • 縁起と空観
  • 八不
  • 中道
  • 空観と批判)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 空の論理<中観>
著作者等 上山 春平
塚本 善隆
梶山 雄一
書名ヨミ クウ ノ ロンリ チュウガン
シリーズ名 中論 3
仏教の思想 3
角川文庫 3
出版元 角川書店
刊行年月 1997.2
ページ数 377p
大きさ 15cm
ISBN 404198503X
NCID BA32862700
BA49840633
BB11466371
BN01895117
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全国書誌番号
97057420
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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