梶山雄一, 上山春平 著
ブッタが沈黙を守ったという事物の根本原理とは何か。大乗教典の原型といわれる『般若経』はその最高の真実を「空」と捉えた。ナーガールジュナ(龍樹)は『中論』でこの「空の思想」を理論的・合理的に展開し、さらに論理全体を究極的に否定した上で、その根源に潜む神秘主義を肯定した。大乗仏教思想の豊かな源泉の一つとなった中観派の思想を、わかりやすく解説した入門書。
「BOOKデータベース」より
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