連城三紀彦 著
作曲家の高津文彦は、出奔した妻・紫津子を追って桜の花を手懸りに吉野、奈良、京都へと旅をつづけていた。そしてついに仁和寺で、タクシーに乗っている紫津子を見つけだすが、彼女の隣りには顔をコートの襟とサングラスで覆った正体不明に男が同乗していた-。現実と幻想の狭間で奏でられる愛と背徳の旋律が哀しくも美しい長編恋愛ミステリー。衝撃の結末へ。
「BOOKデータベース」より
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