藤川桂介 著
黄金の鳳凰・天翔船を駆って、天の海を旅する皇子、そして遊鬼士達。彼等は、六連星王国の紫辰星で再び大津皇子と出会い、天の川にあるという地上界への抜け道の噂を耳にする。だがそこは、妖魔が跋扈する闇の世界であった。不動明王と化身して魔王に壮烈な闘いを挑む皇子。やがて皇子が眼にしたのは、優しく懐しい地上界-秋に暮れなずむ明日香の大地であった。病いの床に臥す佐保媛との再会と恋慕。そして補陀落への旅立ち。流浪する皇子の魂は一体どこへ-。空前のベストセラー、いよいよ絶好調。
「BOOKデータベース」より
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ