藤川桂介 著
皇子と各務が飛鳥を旅立ち三か月が過ぎたある日、二人は琉求の北端、辺戸へと漂着した。そこは果物がたわわに実り魚がふんだんに採れる、"満ち足りた国"だった。しかし、そこに待ちうけていたものは、純粋に生きること-試練そのものに他ならないのだった。やがて二人は互いを意識し始め、愛に眼ざめてゆく。ニライカナイを求めて旅は続く。遥か遠い水平線に溶けた神…太陽。それは、幾多の試練を見守り、幾多の夢を育むのだろう。華麗なる異次元歴史ロマン第八弾、灼熱の風に彩られて登場。
「BOOKデータベース」より
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