矢作俊彦, 司城志朗 著
1975年春、インドシナの動乱に巻き込まれた日本人、龍哉は、スパイとして拘束され、ホォ・グァン将軍の拷問を受けた。それは、龍哉の精神に異常をもたらすほどの苛烈なものたった。やがて、彼を命の恩人と崇める男によって龍哉は助けられるが、それを機に、中国の秘密結社"虎幇"と関わるようになる。その組織と、莫大な財産を手にした龍哉は、ある決意を固めるのだった…。2人の俊英作家による、ダンディズムと熱気に溢れる冒険小説・前編。角川小説賞受賞作。
「BOOKデータベース」より
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ