語りきれないこと : 危機と傷みの哲学

鷲田清一 著

心を引き裂かれる経験、体の奥で疼いたままの傷。どうすれば苦難から身を立てなおすことができるだろうか?傷ついた人々の声を「聴くこと」を課題として臨床哲学を提唱した著者が、心の傷口を静かにおおってゆく「語ること」の意味を真摯に説く。幸福に気づく知恵を問いなおす哲学入門。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 「語りなおす」ということ-語りきれないもののために(心のクッション?
  • 「まちが突然、開いた」
  • 語りにくさ ほか)
  • 第2章 命の世話-価値の遠近法(求められる、もう一つの語りなおし
  • 危機の信号
  • 決められないわたしたち ほか)
  • 第3章 言葉の世話-「明日」の臨床哲学(見えないことが多すぎて
  • 特殊な素人
  • 見えているのに見てこなかったこと ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 語りきれないこと : 危機と傷みの哲学
著作者等 鷲田 清一
書名ヨミ カタリキレナイ コト : キキ ト イタミ ノ テツガク
シリーズ名 角川oneテーマ21 A-151
出版元 角川学芸 : 角川グループパブリッシング
刊行年月 2012.2
ページ数 186p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-04-110109-4
NCID BB08276505
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全国書誌番号
22054984
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言語 日本語
出版国 日本
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