成瀬かの [著]
呪術師の家系に生まれた橙弥は、目覚めると妖だらけの異世界にいた。記憶にあるのは橙弥をこの世界に送った親戚の清夏の「鬼を探せ」という言葉と、握りしめていた懐刀だけ。当てもなく彷徨う橙弥の前に現れたのは、正親という美しい鬼だった。自分を見て驚く彼を不思議に思いつつ、行き場もなく正親の屋敷に居させてほしいと頼む橙弥。寡黙な鬼との不思議な同居が始まるが、不意に見せる正親の熱を帯びた視線や、夢に出てくる誰かに抱かれた記憶が、橙弥を混乱させ…!?
「BOOKデータベース」より
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