結城光流 著
時は平安。左腕を蟲に蝕まれた紅蓮に、喉の自由を奪われた昌浩と、次々に起こる異常事態。播磨の郷で、勾陣が味方のはずの神祓衆を疑ったときにはすでに、彼らは黄泉の風に取り巻かれていた。四方を敵に囲まれる中、昌浩は夢殿に導かれる。運命に抗うため、神将の助けのない夢殿で昌浩はひとり黄泉の葬列と対決するが!?葬列は、一体誰のもとに訪れたのか-昌浩が、彰子が、螢が選ぶそれぞれの未来。激震の"篭目編"完結。
「BOOKデータベース」より
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