現代暴力論

栗原康 [著]

いま、わたしたちは、徹底的に生きのびさせられている。生きのびさせられるために、暴力をふるわれつづけてきた。そろそろ、この支配のための暴力を拒否したっていいはずだ。あえて現代社会で暴力を肯定し直し、"隷従の空気"を打ち破る!!最注目のアナキズム研究者が提起する、まったく新しい暴力論。「わたしたちは、いつだって暴動を生きている」

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 国家の暴力-我々は奴隷根性を植えつけられた(国家は収奪とカツアゲをする
  • 国家は征服からはじまった ほか)
  • 第2章 征服装置としての原子力-生きることを負債化される(八月の雨
  • 生まれてはじめて、『はだしのゲン』を読む ほか)
  • 第3章 生の拡充-支配のための力を解体する(生きたいとおもうことは、暴力をふるうのとおなじことだ
  • 生の最高の喜びは「俺はすっかり偉くなったんだぞ」 ほか)
  • 第4章 恋愛という暴力-習俗を打破する(生きのびるための恋愛か、それとも恋愛をして生きるのか?
  • 恋愛の神様 ほか)
  • 第5章 テロリズムのたそがれ-「犠牲と交換のロジック」を超えて(恐怖による統治
  • テロ対策は国家によるテロリズムである ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 現代暴力論
著作者等 栗原 康
書名ヨミ ゲンダイ ボウリョクロン : アバレル チカラ オ トリモドス
書名別名 「あばれる力」を取り戻す
シリーズ名 角川新書 K-43
出版元 KADOKAWA
刊行年月 2015.8
ページ数 272p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-04-082034-7
NCID BB19230980
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22636795
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想