谷崎泉 [著]
鎌倉山の片隅に佇む「おやつ処みなと」に正月がやってきた。売れない小説家の柚琉は妹の和花やアイス作りの達人の犀川さん、腐れ縁たちに引っ張り出され、カルタに興じていた。そんな時-。「湊柚琉さんですか?お願いがあるんです。どうしても、助けなきゃいけない人がいて」何かに導かれるように延命の依頼が舞い込む。しかもそのお客は、柚琉を指名してきた。命を"与える"死に神の存在と正体を、誰が教えたのか。さらに和花の幼い頃の秘密が明らかになり…。シリーズ待望の第2弾。
「BOOKデータベース」より
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