不毛な憲法論議

東谷暁 著

九六条と選挙制度、九条と自衛隊と日米安保、基本的人権とアメリカの正義-。日本の憲法論議は本質が語られないまま、条文の解釈に終始してきた。護憲派、改憲派、それぞれの病理を明らかにすることで、根本から日本国憲法を捉え直す。日本国憲法をめぐる議論の歴史が一冊でわかる!

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 改憲論の袋小路-九六条先行改憲論の欺瞞
  • 第2章 護憲論者を精神分析する-「分裂」から「疾病利得」に至る症状
  • 第3章 圧力による憲法制定-「日米合作憲法」の病理
  • 第4章 東大憲法学の迷走-「八月革命」という徒花
  • 第5章 改憲論のインフレーション-失われる「戦後からの脱却」
  • 第6章 基本的人権は国境を超えるか-「法普遍主義」というグローバリズム
  • 第7章 象徴天皇をめぐる論争-シンボルの意味を読み解く
  • 第8章 九条が繁栄をもたらしたのか-軍備と経済の正しい理解
  • 第9章 人間にとって法とは何か-そして日本人にとっての憲法

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 不毛な憲法論議
著作者等 東谷 暁
書名ヨミ フモウ ナ ケンポウ ロンギ
シリーズ名 朝日新書 457
出版元 朝日新聞
刊行年月 2014.4
ページ数 286p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-02-273557-7
NCID BB15381791
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全国書誌番号
22398887
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言語 日本語
出版国 日本
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