山本一力 著
深川蛤町で鍼灸師を営む染谷は、"ツボ師"の異名をとる名手。高利貸しの難病を癒す代わりに取り立てをゆるめるよう諭したり、死にゆく婦人の痛みを和らげたりと、市井の人々を癒し、人助けや世直しに奔走する染谷の日々を描く。胸のすくような長篇時代小説。
「BOOKデータベース」より
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