絵画の領分 : 近代日本比較文化史研究

芳賀徹 著

18世紀の平賀源内や司馬江漢に始まるオランダ系洋風画の系譜は、高橋由一の『鮭』や『花魁』において、一挙に雄渾な迫真美の高みに達した。森鴎外と原田直次郎、夏目漱石と浅井忠、そして岸田劉生まで、近代日本勃興期の絵画と文学の親密な相互作用を、比較文化史の視点から描く。大仏次郎賞受賞。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 歴史のなかの高橋由一(洋画道の志士
  • 『鮭』と『花魁』の画家
  • 画家と土木県令)
  • 2 画家の留学(森鴎外と原田直次郎
  • グレーの哀歓-黒田清輝の場合
  • 浅井忠と夏目漱石)
  • 3 夏目漱石-絵画の領分(小説のなかの絵
  • 絵の世界との親交
  • 画人漱石
  • 漱石のブック・デザイン)
  • 4 「切通し」への道(高橋由一と岸田劉生
  • 草土社の周辺-劉生から草田男へ)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 絵画の領分 : 近代日本比較文化史研究
著作者等 芳賀 徹
書名ヨミ カイガ ノ リョウブン
シリーズ名 朝日選書 412
出版元 朝日新聞社
刊行年月 1990.10
ページ数 647, 13p
大きさ 19cm
ISBN 4022595124
NCID BN05395626
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全国書誌番号
91006999
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言語 日本語
出版国 日本
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