紀貫之 著 ; 村瀬敏夫 訳注
"男もすなる日記というものを、女もしてみむとてするなり"という有名な書出しのとおり、紀貫之が女性の筆に仮託して、任国土佐からの帰京の旅を綴ったものである。土佐で亡くした愛児への追慕、世態人情への鋭い諷刺や苦いユーモアが混然一体となって、人生の真実を映し出し、我が国仮名日記文学の嚆矢となった作品である。
「BOOKデータベース」より
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ