いのちの旅

原田正純 著

有機水銀中毒「水俣病」の公式確認から六〇年が過ぎた。今もなお環境汚染、原発事故、薬害禍など、命と尊厳を脅かす深刻な問題が世界各地で跡を絶たない。人類の負の遺産としての「水俣」をあらゆる角度から捉えなおし将来に活かすべく、水俣学を提唱した原田正純医師(一九三四‐二〇一二)が、様々な現場を歩き、人びとと出会う中で、希望の原点を探った思索と行動の記録。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 「水俣学」の原像(「水俣学」事始め
  • わたしの原風景 ほか)
  • 第2章 忘れ得ぬ人びと(水俣を見つめ続けて
  • 生命のみなもと ほか)
  • 第3章 地球を蝕む水銀汚染(国際学会デビュー
  • 第一回国連人間環境会議 ほか)
  • 第4章 繰り返される過誤(足尾鉱毒
  • 非命の死者 ほか)
  • 第5章 希望の世紀めざして(薬害エイズ判決
  • ハンセン病判決 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 いのちの旅
著作者等 原田 正純
書名ヨミ イノチ ノ タビ : ミナマタガク エノ キセキ
書名別名 「水俣学」への軌跡
シリーズ名 社会 298
岩波現代文庫 298
出版元 岩波書店
刊行年月 2016.4
ページ数 222p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-00-603298-2
NCID BB21063757
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全国書誌番号
22728338
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言語 日本語
出版国 日本
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