静かな大地 : 松浦武四郎とアイヌ民族

花崎皋平 著

幕末の蝦夷地を十数年間も探検・調査し、アイヌ民族の風俗・文化を記録する中で和人による虐待を告発した松浦武四郎。大地に根を張り、固有の習俗を育んできたアイヌ民衆の輝きとは何か。なぜ彼らは抑圧の下で呻吟することを強いられているのか。記録者としてアイヌ民族の受難に向き合うなかで、自己変革を遂げていく松浦を描き出す入魂の評伝。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 静かなくに
  • 初めて蝦夷地へ-『初航蝦夷日誌』を読む
  • 西蝦夷地(日本海岸)の旅-『竹四郎廻浦日記』より
  • 二度の樺太紀行とその間の江戸での活動-『再航日誌』と『廻浦日記』
  • 『丁巳日誌』の世界
  • クナシリ、エトロフ紀行とノッカマップの慰霊祭
  • 『戊午日誌』と道東の旅
  • シャリ・アバシリの惨状
  • モンベツからソウヤへ
  • 十勝・日高路
  • 『近世蝦夷人物誌』
  • 歴史の視点を変える

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 静かな大地 : 松浦武四郎とアイヌ民族
著作者等 花崎 皋平
書名ヨミ シズカナ ダイチ : マツウラ タケシロウ ト アイヌ ミンゾク
シリーズ名 岩波現代文庫 社会
出版元 岩波書店
刊行年月 2008.2
ページ数 390p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-00-603163-3
NCID BA84926453
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21390900
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想