水野直樹 著
一九四〇(昭和一五)年に朝鮮で実施された創氏改名は、単に朝鮮人の名前を日本人風に変えさせたものとして理解されることが多いが、実は複雑で多様な政策であり、同化と差異化という日本の植民地支配の特徴をよく表わすものでもあった。そのねらいは何だったのか。実施過程を検証するとともに、朝鮮社会に何をもたらしたかを考える。
「BOOKデータベース」より
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