戦後政治の崩壊 : デモクラシーはどこへゆくか

山口二郎 著

構造改革の掛け声むなしく、旧来型の利益政治は温存され、社会には将来への不安感が拡がっている。一方で、改憲論議が進む中、憲法第九条のもとで自衛隊は海を渡り、二大政党制への道も敷かれた。戦後政治の枠組みが崩壊した今、日本政治はどこへ向かうべきなのか。政治への幻滅から脱却し、デモクラシーを立て直す新たな座標軸をさぐる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 戦後政治とは何だったのか
  • 第2章 変質した憲法政治-「九条=安保」体制の終焉
  • 第3章 迷走の政党再編-政治改革の帰結と政党の変質
  • 第4章 構造改革の政策対立-崩れゆく「平等」
  • 第5章 政治主導への挑戦-官僚依存は超えられたか
  • 第6章 デモクラシーの融解
  • 第7章 次なるデモクラシーに向けて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 戦後政治の崩壊 : デモクラシーはどこへゆくか
著作者等 山口 二郎
書名ヨミ センゴ セイジ ノ ホウカイ : デモクラシー ワ ドコエ ユクカ
シリーズ名 岩波新書
出版元 岩波書店
刊行年月 2004.6
ページ数 223p
大きさ 18cm
ISBN 4004308933
NCID BA67468614
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全国書誌番号
20645990
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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