パリ・コミューン  上

H.ルフェーブル 著 ; 河野健二, 柴田朝子 訳

普仏戦争は講和へ向かうも、パリの市民・労働者はコミューンを樹立する。しかし、さまざまな集団やイデオロギーが交錯するコミューンは、政府軍の攻撃により72日間で壊滅する。コミューンを祭りとしてとらえ、革命の倫理と美学、歴史性について理論的に考察した本書は、多くの分野に影響を与えた画期的著作である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 スタイルと方法(コミューンのスタイル
  • マルクス主義的実践概念歴史学と社会学全体史に向かって ほか)
  • 第2部 帝政下の繁栄から革命的状況へ(第二帝政下の経済成長
  • 国家の役割 ほか)
  • 第3部 コミューンのイデオロギーと威信(問題
  • 社会についての民衆的イメージ ほか)
  • 第4部 一八七〇年九月四日から一八七一年三月一八日まで(パリにおける社会の解体
  • 再構造化 ほか)

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 上巻目次
  • 訳者まえがき
  • 日本版への序文
  • 凡例
  • 年表
  • 第一部 スタイルと方法 / p5
  • 第一章 コミューンのスタイル / p6
  • 第二章 マルクス主義的実践概念 歴史学と社会学 全体史に向って / p25
  • 第三章 諸解釈 / p49
  • 反動派 / p49
  • 生ぬるい友人、調停派、穏和な反対派 / p55
  • 友人と味方 / p68
  • 第二部 帝政下の繁栄から革命的状況へ / p85
  • 第一章 第二帝政下の経済成長 / p86
  • 第二章 国家の役割 / p115
  • 第三章 歴史の原因としての歴史意識についての試論 / p126
  • 第四章 軍隊とボナパルト国家 / p133
  • 第五章 帝政の崩壊 / p139
  • 第三部 コミューンのイデオロギーと威信 / p155
  • 第一章 問題 / p156
  • 第二章 社会についての民衆的イメージ / p160
  • 第三章 パリのイメージ / p174
  • 第四章 コミューンのイデオロギー-一般論 / p180
  • 第五章 歴史的回想 / p190
  • 第六章 プルードン、プルードン主義、および連合原理 / p201
  • 第七章 ブランキ派とジャコバン派 / p210
  • 第八章 アナーキズム / p220
  • 第九章 インターナショナル派 / p224
  • 第一〇章 イデオロギーの担い手 / p231
  • 第四部 一八七〇年九月四日から一八七一年三月一八日まで / p235
  • 第一章 パリにおける社会の解体 / p237
  • 第二章 再構造化 / p252
  • 第三章 パリの例外的地位 / p289
  • 第四章 一八七〇年八月から一八七一年三月一八日までの蜂起《事件》 / p296
  • 地図

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 パリ・コミューン
著作者等 Lefebvre, Henri
柴田 朝子
河野 健二
西川 長夫
Henri Lefebvre
ルフェーヴル H.
H.ルフェーブル
書名ヨミ パリ コミューン
巻冊次
出版元 岩波書店
刊行年月 1967
ページ数 303p 地図
大きさ 19cm
ISBN 978-4-00-334951-9
NCID BB06468163
BN01994924
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全国書誌番号
67002845
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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