ブラック・ボーイ : ある幼少期の記録  下

リチャード・ライト 作 ; 野崎孝 訳

南部の親戚を転々とし日銭を稼ぐなか九年級卒業が近づく。少年は総代になるが、校長の草稿を拒否し自分の演説で押し通す。何を書くか、いかに書くか。白人の図書カードで借りた批評家メンケンの本に文学の可能性を見た、19歳の決断-北部への脱出。シカゴ行き列車に、自由を賭けて。自伝小説。

「BOOKデータベース」より

職を転々とする貧しい生活の中で、ライトは、ふと物語を書くことを思い付く。「ぼくは北部へ行って本を書き、小説を書くことを夢に描いた。ぼくにとっての北部は、自分がまだ感じたことのないものや、見たことのないもの、そのすべてを象徴する存在であった」-19歳のライトは、メンフィスから北部の街シカゴ行の汽車に乗り南部を脱出する。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ブラック・ボーイ : ある幼少期の記録
著作者等 Wright, Richard
野崎 孝
ライト リチャード
書名ヨミ ブラック ボーイ : アル ヨウショウキ ノ キロク
書名別名 Black boy
シリーズ名 岩波文庫 32-328-2
巻冊次
出版元 岩波書店
刊行年月 2009.12
ページ数 280, 9p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-00-323282-8
NCID BB00650153
BN02498939
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全国書誌番号
21704004
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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