原発賠償を問う : 曖昧な責任、翻弄される避難者

除本理史 著

福島原発事故を引き起こした東京電力の破綻処理はなぜ行なわれないのか。国策として原発を推進してきた政府の責任とは。ふるさとや仕事を奪われ、将来の見通しも立たず、苦悩する避難者たちの実態を追いながら、現在進められている賠償の仕組み、その問題点をわかりやすく解説。水俣病など、過去の公害事件の教訓を生かし、あるべき補償のかたちを具体的に提言する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 曖昧にされる賠償責任-政府・東電の責任を問う(東電は「無過失」か-原賠法と福島原発事故
  • 東電「延命」と政府の責任
  • 補償をめぐる「線引き」 ほか)
  • 第2章 避難者たちの現実-原発事故が奪ったもの(原発避難者の現状
  • 引き裂かれた地域
  • 避難の長期化と精神的苦痛 ほか)
  • 第3章 あるべき補償のかたちとは(公害問題の教訓に学ぶ
  • 被害者の権利回復に向けて
  • 東電「国有化」から電力改革へ)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 原発賠償を問う : 曖昧な責任、翻弄される避難者
著作者等 除本 理史
書名ヨミ ゲンパツ バイショウ オ トウ : アイマイ ナ セキニン ホンロウ サレル ヒナンシャ
シリーズ名 岩波ブックレット No.866
出版元 岩波書店
刊行年月 2013.3
ページ数 63p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-00-270866-9
NCID BB11890636
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全国書誌番号
22230080
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言語 日本語
出版国 日本
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