量子力学の反常識と素粒子の自由意志

筒井泉 著

二〇世紀に誕生した量子力学は、それまでの古典力学とはまったく異なる世界観に基づく。その違いは、常識的な「実在」概念の根本的転換にあった。しかし、それが深刻に認識されるようになったのは「量子もつれ」という概念の有用性が提起されてからである。アインシュタインのEPR論文をはじめ実在性と因果律、そして自由意志の根本を問う。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 量子力学とは-スピンの世界
  • 2 EPRパラドックス-量子力学は完全か?
  • 3 ベルの定理-局所性・実在性との矛盾
  • 4 コッヘン‐スペッカーの定理-状況に依存する実在
  • 5 自由意志定理-素粒子は自由意志を持つか?

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 量子力学の反常識と素粒子の自由意志
著作者等 筒井 泉
書名ヨミ リョウシ リキガク ノ ハンジョウシキ ト ソリュウシ ノ ジユウ イシ
シリーズ名 岩波科学ライブラリー 179
出版元 岩波書店
刊行年月 2011.4
ページ数 100p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-00-029579-6
NCID BB05531978
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全国書誌番号
21938762
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言語 日本語
出版国 日本
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