コンサートという文化装置

宮本直美 著

現在の演奏会の姿はどのように形づくられたのか。従来の声楽優位に代わって交響曲を中心とする器楽演奏がクラシック・コンサートのメインとなったのはいつどのような理由によるのか。器楽優位を支える論理の発生やオペラ(歌劇)の変容、演奏者や聴衆(消費者)の変化など、近代の文化装置としてのコンサートとそれを取り巻く諸要素を、ヨーロッパ全域にわたり歴史的に分析する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 交響曲はいかにしてコンサートの主役になったのか
  • 第1章 言葉にできない音楽
  • 第2章 オペラの覇権
  • 第3章 コンサート市場を成立させたもの
  • 第4章 交響曲の正当化と受容
  • 第5章 言葉にできない音楽の言葉による領有

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 コンサートという文化装置
著作者等 宮本 直美
書名ヨミ コンサート ト イウ ブンカ ソウチ : コウキョウキョク ト オペラ ノ ヨーロッパ キンダイ
書名別名 交響曲とオペラのヨーロッパ近代
シリーズ名 岩波現代全書 085
出版元 岩波書店
刊行年月 2016.3
ページ数 253p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-00-029185-9
NCID BB20905632
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全国書誌番号
22744407
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言語 日本語
出版国 日本
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