ヴァイマル憲法とヒトラー

池田浩士 著

第一次世界大戦後の戦後民主主義を体現するヴァイマル憲法下で、ヒトラーは人心を掌握し、合法的に荒権を獲得した。ドイツ国民を魅了したナチズムの本質を抉り出し、新たなファシズムの到来に警鐘を鳴らす。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 もう一つの戦後民主主義とドイツのファシズム(戦争とファシズムの世紀
  • 一九三三年一月三〇日-ヒトラー内閣の誕生
  • ナチスは合法的に国家権力を掌握した
  • 革命運動としてのナチズム)
  • 2 ドイツの敗戦、もっとも民主的な憲法(民族・国家・国民
  • ドイツ革命からヴァイマル共和国へ
  • ヴァイマル憲法と最初の戦後民主主義
  • 匕首伝説の説得力)
  • 3 戦争する国をボランティアが担う(ファシズムとは何か?
  • 国民はなぜナチズムを支持したのか?
  • 自発性と社会参加-善意とやる気の組織化
  • 「労働奉仕」の法制化と義務化)
  • 4 死と政治(ヴァルハラという靖国神社
  • ヒトラー政権はまず最初に誰を抹殺したか?
  • 国家儀礼から戦争国家へ-ファシズム政治の大道
  • ボランティア労働からホロコーストまで)
  • 5 遙かな国の遠い昔ではなく(ふたたびファシズムとは何か?
  • ナチス・ドイツと歴史認識
  • 二つの憲法、二つの戦後民主主義
  • 「戦争のできる国」から「戦争する国」へ)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ヴァイマル憲法とヒトラー
著作者等 池田 浩士
書名ヨミ ヴァイマル ケンポウ ト ヒトラー : センゴ ミンシュ シュギ カラ ファシズム エ
書名別名 戦後民主主義からファシズムへ
シリーズ名 ワイマール憲法 068
岩波現代全書 068
出版元 岩波書店
刊行年月 2015.6
ページ数 286p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-00-029168-2
NCID BB18866855
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全国書誌番号
22614485
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言語 日本語
出版国 日本
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