辻村みよ子 著
人権が普遍的に保障されるという考えは、世界中で確立しているかに見える。しかし現実には、個別の権利や利益が衝突し、深刻な対立が生じている。信教の自由と公教育の宗教的中立原則、表現の自由とポルノグラフィー規制、職業選択の自由と母性保護…。多文化主義、フェミニズムによる「人権の普遍性」批判や現代人権論の理論的展開を踏まえ、ミクロなレヴェルからマクロなレヴェルまで、今日の人権をめぐる難問を徹底解説。
「BOOKデータベース」より
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