原典でよむ日本デモクラシー論集

堀真清 編

『大言海』に曰く、民主主義とは「でもくらしいニ同じ。…所謂下剋上ト云フモノカ」-人びとは民主主義とは何かを問い、その実現を求めて格闘した。福沢諭吉から日本弁護士連合会まで、多様なテーマの原典三三篇をよみときながら、日本社会に刻まれてきた民主主義への志向を俯瞰し、その標高と裾野を示す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 抵抗・自由・民権
  • 2 女性解放・差別との闘い
  • 3 軍国主義批判・暴力批判
  • 4 戦争と責任
  • 5 戦後民主主義から五五年体制へ
  • 6 アジア
  • 7 さらなる課題

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 原典でよむ日本デモクラシー論集
著作者等 堀 真清
書名ヨミ ゲンテン デ ヨム ニホン デモクラシー ロンシュウ
シリーズ名 岩波現代全書 006
出版元 岩波書店
刊行年月 2013.7
ページ数 233p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-00-029106-4
NCID BB13034979
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全国書誌番号
22288382
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
ひとりごと 二葉亭四迷 著
一年有半 中江兆民 著
丁丑公論 福沢諭吉 著
二重政府より二重日本へ 吉野作造 著
人間の復興を目指して 日本弁護士連合会 著
信教の自由について 矢内原忠雄 著
全国水平社宣言 全国水平社 著
吉田が死んで戦後は終った 大宅壮一 著
国境を越える祈り 和田春樹 著
堅氷をわるもの 石母田正 著
婦人も参政権を要求す 与謝野晶子 著
山本代議士の横死を悼む 美濃部達吉 著
憲法第九条をめぐる若干の考察 丸山眞男 著
成長が生んだ私の恋愛破綻 伊藤野枝 著
戦争責任者の問題 伊丹万作 著
拝啓池田総理大臣殿 水上勉 著
日本国国憲案 植木枝盛 著
東条元首相の写真 渡辺一夫 著
核基地に生きる日本人 大江健三郎 著
民権田舎歌 植木枝盛 著
水俣学と環境倫理 原田正純 著
水平社宣言と天皇制 住井すゑ 著
沖縄の苦難の歩み 隅谷三喜男 著
津浪と人間 寺田寅彦 著
海陸軍全廃 田中正造 著
満州事変 石川三四郎 著
狂える戦犯死刑囚 加藤哲太郎 著
田中正造翁の予言 石川三四郎 著
終戦の日に思う 池明観 著
結語 竹内好 著
蜉蝣党蠢動党 中江兆民 著
行政協定と祖国防衛 大山郁夫 著
青年と学問 柳田国男 著
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